2010年2月3日水曜日

2月3日 1972年 札幌オリンピック開催

氷上にシューバフィギアで製図引き


女子フィギアスケートで金メダル、オーストリアのベラトリクシー・シューバ。当時「規定」と「フリー」演技の二つで競技が行なわれ、氷上を正確な弧を描いて滑ることが要求される「規定」の方が得点比重が大きかった。
それにより、「フリー」で可憐な演技で1位、2位の成績を上げたアメリカのジャネット・リンとカナダのカレン・マグヌセンは、総合で3位、2位の成績に終わった。ちなみに、シューバの「フリー」成績は7位。

このことからフィギアスケートの得点方法が見直され、その後の国際大会から「規定」の得点比重を小さくするため「ショートプログラム」を導入。そして、91年の大会からは「規定」の項目が完全に廃止された。

当時、確かにシューバの「フリー」演技はドタバタとして華麗さがなく「彼女はスピードスケートにエントリーしているのか?」と揶揄されたりもしたが、素敵なオーストリア美人で、誰よりも正確に氷上に軌跡を描くことができた比類なきゴールド・メダリストであった。

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